
Japan Open Poker Tour / JOPT
JOPT公式トーナメントルール
版次: v1.0 最終更新: 2026-10-05
施行: 2026-10-05
前文
本ルールは、ポーカートーナメントにおける参加条件、トーナメント進行、決定、プライズ、メディア、その他運営上必要な独自規定、補足規定、または一部変更規定を定めるものです。プレイヤーは、トーナメントに参加した時点で、本ルールに同意したものとします。
通則
第1条 適用範囲
- 本ルールはポーカートーナメント、および会場内の関連エリアに適用します。
- 本ルールに定めのない事項は、原則としてPoker Tournament Directors Association(以下「TDA」)が公表する2026年版トーナメントルール(Version 1.0)に準拠します。
第2条 ルールの優先順位
公式案内で定めるトーナメント固有のルールを「個別特則」とします。適用するルールや決定の内容が抵触するときは次の順に優先し、トーナメントディレクターの決定を最終とします。
- トーナメントディレクターの決定
- トーナメントの個別特則
- JOPT公式トーナメントルール
- TDAルール
第3条 決定権限
- 「フロア」とは、トーナメントディレクター、フロアリーダー、フロアスタッフ、その他JOPTが決定権限を与えた者をいいます。
- トーナメントディレクターは、最終決定権限を有します。トーナメントディレクターは、他のフロアスタッフまたはディーラーによる判断を変更することができます。また、技術的、安全上、または運営上重大な問題が発生したとき、トーナメントおよびブラインドタイマーを停止することができます。
- ディーラーは、ゲーム進行に不備、誤り、紛争、または安全上の懸念があると判断したとき、ゲームを一時停止し、フロアを呼ぶことができます。
- プレイヤーは、ディーラーの手続きまたはフロアの決定に異議があるとき、その場で上位権限者の確認を求めることができます。
- 決定に必要な映像確認、チップ確認、または上位権限者の判断を待つ必要があるとき、フロアとディーラーおよびプレイヤーはポット、カード、チップ、バウンティチップその他必要な物を一時的に保全しなければなりません。
第4条 公式言語
- 公式言語は日本語および英語とします。日本語と英語の間に解釈の相違があるとき、日本語を優先します。
- ライブハンドの有無にかかわらず、ハンド進行中は公式言語以外で会話してはなりません。
- テーブル上のコミュニケーションは、明確、簡潔、かつ他のプレイヤーとスタッフが理解できる方法で行わなければなりません。
第5条 公式案内と公式アナウンス
- JOPTの公式アナウンスは、会場での口頭アナウンス、会場掲示、公式Xアカウントのうち、いずれか1つまたは複数の方法で行います。
- 公式サイト、プレイヤーズガイド、ストラクチャーシートその他JOPTが公表する資料または案内は、「公式案内」とします。公式アナウンスと公式案内の内容に相違があるときは、公式アナウンスを優先します。公式アナウンス間の内容に相違があるときは、トーナメントディレクターの決定を優先します。
- ストラクチャー、終了条件、入賞条件などのトーナメント進行に関する重要な事項を変更したとき、JOPTは公式アナウンスにより告知します。
参加、登録、キャンセル
第6条 登録資格
トーナメントに参加するときは、次の事項を正しく理解した上で、それを守ることに同意する必要があります。
- 登録は本人に限り行うことができ、登録した本人のみがプレイできます。
- JOPTは、本人確認、年齢確認、参加資格確認のため、会員アプリ、本人確認書類、その他必要な資料の提示を求めることがあり、プレイヤーは、それに応じることができる状態にしておかなければなりません。もし、提示を求められた資料を確認できないとき、プレイヤーの登録、入場、プレイ継続、またはプライズ受領を認めないことがあります。
- 登録対象年齢は、原則として高校生を除く18歳以上とします。
- JOPTのプライバシーポリシー、会場規則、スタッフの指示に従わなければなりません。
- プレイヤーは、参加条件として、主催者、スポンサー、メディア、配信、広報、記録、SNS、公式サイトその他大会に関連する目的に限り、会場内で撮影・記録された静止画、動画、音声、本名、ニックネーム、国籍、順位、成績、コメント等が利用されることに同意し、肖像権その他これに関する異議を申し立てないものとします。
第7条 登録
- 登録は、参加費その他必要な費用の支払い、およびトーナメント管理システムへの登録が完了した時点で成立します。
- 登録締切前に登録が完了したオルタネイトのプレイヤーは、登録締切時点で配席されていないときでも、キャンセルされず順番に配席されます。
- 登録後であっても、運営上、安全上、法令上、または公正性維持のため必要があるとき、JOPTは登録を保留、取消、または制限することがあります。
- プレイヤーは、異なるトーナメントであれば同時に参加することができます。ただし、同一トーナメントを同時に複数プレイすることはできません。
- JOPTが安全性、会場収容能力、テーブル数、スタッフ体制、ゲームの公正性に支障があると判断したとき、登録を一時停止し、または予定より早く締め切ることがあります。
- 各トーナメントには、個別特則により最低催行人数、登録上限、オルタネイト上限、または参加資格を定めることがあります。最低催行人数に達しないとき、JOPTは当該トーナメントを中止、延期、統合、変更、または代替措置の対象とすることがあります。
第8条 キャンセル
- 登録後のキャンセルは、プレイイン前に限り申告できます。プレイイン後のキャンセルはできません。
- プレイヤーは、次のいずれか早い時点でプレイインしたものとします。
- プレイヤーが最初のハンドでアクションを行った時点
- 未着席のままチップが置かれ、そのチップからブラインドまたはアンティが徴収されたハンドにおいて実質的アクションが成立した時点
- ブラインドまたはアンティの徴収以外でスタックの増減があった時点
- キャンセル後、同一トーナメントまたは同一フライトへの再エントリーはできません。ただし、運営上の処理誤りまたは配席不能のときはこの限りではありません。
- キャンセル、返金、振替の方法および期限は、プレイヤーズガイド、購入画面、会場掲示、またはJOPTが定める条件に従います。
第9条 入場拒否、登録拒否、退場
- JOPTは、次のいずれかに該当すると判断した者について、登録、入場、再入場、プレイ継続、または会場滞在を拒否することがあります。
- 暴力、威圧、脅迫、破壊行為、ハラスメント、差別的言動があるとき
- 不正、共謀、ダンピング、ソフトプレイ、アングルシュート、またはその疑いがあるとき
- 過度な飲酒、薬物、体調不良等により正常なプレイまたは安全な会場利用が困難なとき
- 過去の処分歴、会場規則違反、法令上の問題、または運営上のリスクがあるとき
- 退場または一時退場を命じられた者が再入場するには、JOPTの許可を得なければなりません。
- 代理プレイ、名義貸し、なりすまし、資格の譲渡、または虚偽登録が認められたとき、失格その他の処分の対象となります。
シーティング、チップ、リエントリー
第10条 シーティング
- 座席は、原則としてランダムに割り当てます。登録順、国籍、成績、知人関係その他の事情による優遇は行いません。
- 障害、疾病、妊娠、怪我その他特別な事情により配慮が必要なプレイヤーについては、JOPTが可能な範囲で対応します。
- フロアは、公平性、配信、特別な配慮、または共謀疑義の予防のため必要があるとき、ランダム配席後であっても、家族、同一チーム、利害関係者その他JOPTが関連性を認めるプレイヤーの座席を調整することがあります。
第11条 シートリドロー
- JOPTは、ファイナルテーブルになるとき、トーナメントを翌日に引き継ぐ時、配信または運営上必要があるとき、その他トーナメントディレクターが必要と判断したとき、シートリドローを行うことがあります。
- シートリドローは、原則としてランダムに行います。プレイヤーは、リドローにより指定された座席へ速やかに移動しなければなりません。
第12条 テーブル開始条件
- 原則として、1テーブルあたりのプレイヤー数は9人を上限とします。ただし、トーナメントの進行、テーブルバランスその他運営の判断で、9人未満で進行することがあります。
- ヘッズアップ形式を除き、新たなテーブルを開始するとき、原則としてフルテーブル人数の50%を超える人数が集まってから開始します。
- ブラインドタイマーは、予定開始時刻に開始します。テーブル開始条件を満たさないことを理由に、原則としてタイマーを停止しません。
第13条 未着席チップ
- 一定時間着席しないとき、フロアは当該プレイヤーのチップを座席に置くことができます。
- 不在チップが置かれた状態が続き、公平性または進行上必要があるとき、フロアは当該チップを他の座席またはテーブルに移動させることがあります。
第14条 テーブルバランス、ブレイク
- スタッド形式およびスタッド形式を含むミックス形式のゲームでは、ポジションまたはハイカード抽選等、フロアが定める方法により移動者を決定します。
- ラウンド・フォー・ラウンド進行中は、同一ラウンド内では原則としてテーブルバランスをとりません。ただし、ゲームの公正性または安全性のため必要があるとき、トーナメントディレクターは例外的にバランスをとることがあります。
第15条 チップなどのトーナメント用品の管理
- プレイヤーは、チップを受け取った時点で数量およびデノミネーションを確認しなければなりません。受け取り後の異議は、明白な運営上の誤りを除き認められないことがあります。
- チップ、カード、バウンティチップその他トーナメントで使用する物品の隠匿、持出、破損、交換、譲渡は禁止します。
- バウンティチップの投入は通常のベットアクションとはみなさず、バウンティチップは他者が認識可能な位置で管理しなければなりません。未所持、隠匿、紛失、譲渡、または不正使用が判明したとき、ペナルティの対象となります。
第16条 カラーアップ
- カラーアップは、上位デノミネーションに交換したあと、残った端数はすべて交換先チップ1枚に切り上げます。
- 複数種類のチップを同時にカラーアップするときは、下位デノミネーションのチップから順に処理します。
第17条 リエントリー、チップ放棄
- 同一トーナメントまたは同一フライトへのエントリーは、3リエントリー制限(初回エントリー1回に加えてリエントリー3回)とします。ただし、予選トーナメント(サテライト)は、この制限を受けません。
- 着席したままリエントリー手続きを行うことはできません。リエントリーを希望するプレイヤーは席から離れ、登録カウンターなどJOPTが指定する方法で手続きを行わなければなりません。
- チップを放棄してリエントリーすることを希望するプレイヤーは必ずフロアへ申告しなければなりません。申告なく放棄チップがそのまま残されているとき、新たなエントリーも含めてそのプレイヤーは失格となることがあります。
- プレイヤーは、フロアに申告することにより、保有するチップを放棄することができます。進行中のハンドがある場合は、そのハンドの終了後にチップ放棄を行います。
- トーナメントから除外されたチップは、ブラインドタイマーに表示および記録に反映します。チップの放棄があったとき、放棄されたチップ量を会場でアナウンスします。
- バウンティイベント、サテライトイベント、その他JOPTの指定するイベントではチップ放棄はできません。
- 入賞確定後にチップ放棄を希望するプレイヤーは、チップ放棄時の順位で確定するか、フロアに申告して、未着席チップとして扱う手続きをするか、どちらかを選択することができます。未着席チップを選択した場合は、第39条第3項を適用します。
第18条 マルチデイ
- マルチデイ運用Day終了時、残存プレイヤーはスタッフの指示に従い、チップをバッグに封入し、必要事項を確認・署名しなければなりません。
- 再開時に不在のプレイヤーのチップにも、通常どおりカードを配り、ブラインドおよびアンティを徴収します。
- トーナメント2日目以降に参加するプレイヤーは、本人確認を受けなければなりません。本人確認が完了するまで、プレイに参加することはできません。
- チップバッグの開封は、プレイヤーが指定された座席に着席した後、プレイヤー自身が行います。ただし、トーナメント再開予定時刻の5分前になってもチップバッグが開封されていないときは、スタッフが開封しチップをスタックします。
- バッグ、チップ、記録に不一致があるとき、プレイヤーはトーナメントの開始前までに申告してください。フロアは記録、映像、スタッフ証言、その他合理的な資料に基づき復元または決定します。
ゲーム進行
第19条 ダブルデック
ダブルデック運用では、シャッフル済みデックがディーラーに渡されたとき、次のハンドが始まったものとします。
第20条 ブラインドタイマー
- トーナメントディレクターは、次の理由によりブラインドタイマーを停止または再開することがあります。
- ハンド・フォー・ハンド
- ラウンド・フォー・ラウンド
- ファイナルテーブル決定時
- バウンティ配布時
- 重大な決定
- 機材・通信トラブル、安全上または運営上必要があるとき
- その他トーナメントディレクターが必要と判断したとき
- トーナメントディレクターは、公平性、進行状況、記録、アナウンスその他合理的な事情を考慮してブラインドタイマーの調整、または残り時間を補正することがあります。
第21条 ストリートの開始
- 各ストリートは、前ストリートのすべてのアクションが完了し、ディーラーが次のストリートのバーンカードが出された時点で開始したものとし、前ストリートのアクションに関する異議は、原則として認められません。
- 前ストリートでアクションを起こさないまま、次のストリートに進んでしまったとき、そのプレイヤーは次のストリートでアクションが起こるための妥当な時間が経過する前に、それを指摘しなければならない。
第22条 意図しないアクション
プレイヤーが意図しないアクションを行ったとフロアが判断したとき、フロアは状況に応じて、そのアクションのやり直しを認めることがあります。このとき、フロアは当該プレイヤーが選択できるアクションを制限することがあります。
第23条 ショーダウン
- ライブハンドおよびショーダウンで開示したカードは、ポットが正しく授与されるまで、プレイヤーの手の届く範囲に保持しなければなりません。アクティブなプレイヤーのハンドが誤ってキルされたときは、直ちにフロアを呼びます。
- オールインがないショーダウンで、自然にカードが開示されないときは、ディーラーが開示順を指定します。
第24条 公開情報、非公開情報、助言
チップ量、ベット額、ポット、ストリート、ポジション、残りプレイヤー数、ブラインドレベル等の事実情報は公開情報として扱い、公開情報について故意に虚偽を述べることは禁止します。
第25条 思考時間とクロック要求
- 状況により、通常より長い思考時間が必要になることもあり、それらを考慮した上で正当な時間が経過したときに限って、クロック要求を認めます。過度に早いクロック要求、反復的な遅延、またはクロック制度の濫用があるとき、フロアは妥当性を判断し、要求を拒否することがあります。
- フロアは、クロック要求の有無にかかわらず、ゲーム進行、公平性、または遅延防止のため必要と判断したとき、対象プレイヤーにクロックをかけることができます。
- ショットクロック、アクションタイマーなどの時間管理システムを使用するトーナメントでは、クロック要求はできません。
第26条 ハンド・フォー・ハンド、ラウンド・フォー・ラウンド
- ハンド・フォー・ハンド中は原則としてタイマーを停止し、1ハンドにつき残り時間を2分減らします。ラウンド・フォー・ラウンドでは、8-maxでは1ラウンドにつき15分、6-maxでは1ラウンドにつき10分、残り時間を減らします。
- ハンド・フォー・ハンドの同一ハンドで複数テーブルで敗退が発生するか、ラウンド・フォー・ラウンドで敗退し入賞が確定したプレイヤーは、同順位として扱います。ハンド・フォー・ハンドの同一ハンドで、同一テーブル内のみで複数敗退が発生したときは、当該ハンド開始時点のチップ量が多い者を上位とします。
- ハンド・フォー・ハンド中にオールインとコールが発生したとき、当該テーブルのディーラーはアクションを停止し、全テーブルのアクション完了を確認した後、フロアまたはアナウンスの指示に従ってショーダウンを行います。
- ラウンド・フォー・ラウンドでは、ラウンド開始時点でビッグブラインドの位置にある席を、当該ラウンドの基準位置とします。各テーブルは、基準位置に次のビッグブラインドが回る直前のハンドが終了した時点でハンドを停止し、他テーブルの進行完了を待ちます。
第27条 チームイベント
- プレイヤーは、2つ以上のチームを同時にプレイすることはできません。チームがバストした後は、チームの組み替えを行うことができます。違反が発覚したとき、該当プレイヤーの関わる全てのチームが失格やその他の処分の対象となります。
- タッグチームイベントでは、チーム全体を1プレイヤーとして扱い、チームメンバーのいずれかが行ったアクションは、チームのアクションとして拘束力を持ちます。チーム内相談は、他プレイヤーに聞こえず、ゲーム進行を妨げない方法で行わなければなりません。
- 本来のチームメンバーでない者による着席、操作、助言、またはプレイが認められたとき、当該チームは失格その他の処分の対象となります。
第28条 オールインプラーク
- オールインプラークを使用するとき、各テーブルに1つを用意し、ディーラーが管理します。オールインが発生したとき、ディーラーはオールインプラークをコミュニティカードの上側またはフロアが定める位置に置きます。
- プレイヤーはオールインしたチップをすべて前に出さなければなりません。
第29条 ブリンギングの禁止
ベッティングアクションが続いている間、ディーラーはプレイヤーの前のベットチップをポットへ回収する「ブリンギング」を行いません。アクションに直面しているプレイヤーから求められたときも同様です。
第30条 アンティ形式
シングルプレイヤーアンティを使用するときは、ビッグブラインドアンティ(BBA)形式を採用します。ビッグブラインドのプレイヤーがアンティとビッグブラインドの全額をポストできないときは、ビッグブラインドを優先してポストし、残りをアンティとしてポストします。
マナー、電子機器、不正、ペナルティ
第31条 行動規範
- プレイヤー、スタッフ、メディア、観客その他会場内のすべての者は、礼節、誠実、公平、相互尊重を保持しなければなりません。
- 大声、罵声、侮辱、威圧、差別的言動、ハラスメント、テーブル・チップ・カードを叩く行為、過度なパフォーマンス、故意の遅延、その他他者を不快または不安にさせる行為は禁止します。
- 喫煙所以外での喫煙は禁止します。電子タバコその他類似品も同様です。
- 飲食はゲーム進行を妨げない範囲で認めます。
- プレイヤーが酩酊状態、体調不良、または安全にプレイできない状態にあるとフロアが判断したとき、プレイの一時停止、酒類提供停止、退場、失格その他の措置を行うことがあります。このとき、参加費等の返金は行わないことがあります。
第32条 電子機器、通信
- 配信テーブルでは、イヤホンを含むすべての電子機器は使用できません。また、これらの機器は一時預かり等の対応を行うことがあります。
- 配信が行われるトーナメントのプレイヤーは、参加中に当該トーナメントの配信を視聴してはなりません。
- JOPTが提供するオンラインポーカーアプリは、配信テーブルを除いて、トーナメントの進行に影響がない範囲に限って使用することができます。
第33条 撮影、録音、配信
- 会場内での撮影は、運営、他者の通行、プライバシー、肖像、セキュリティ、およびゲーム進行を妨げてはなりません。
- トーナメント進行中のライブ配信は、JOPTが特別に許可したときを除き禁止します。
- 業務、取材、商用、広報、その他これらに類する目的による撮影、録音は、JOPTのメディアガイドラインに従って、メディアパスを取得しなければなりません。
- JOPTが必要があると判断したとき、撮影・録音・配信の中止や制限、撮影物の確認・修正・削除や退場などの措置を行うことがあります。
第34条 服装、外観、所持品
- 戦略チャートなどゲーム上の助言となる情報が視認可能な衣類、アクセサリー、所持品の使用は禁止します。
- 政治的、宗教的、性的、攻撃的、差別的、または公序良俗に反する表現を含む衣類、アクセサリー、所持品は、着用または使用を制限することがあります。
- 本人確認、配信、セキュリティ、またはゲームの公正な進行のため、原則として目元と口元の双方が同時に隠れる状態での着用または併用を禁止します。このため、サングラス、帽子、マスク、フードその他顔を覆うものについては、使用方法の改善を求めることがあります。
- ハンドプロテクターその他カードを保護するために使用する物品は、カード1枚の表面積の50%を超える大きさのものを使用してはなりません。また、カード、チップ、アクションその他ゲーム進行の視認を妨げるものは使用できません。
- JOPTが認めた飲食物、会場で販売・配布する飲食物以外は、会場内への持ち込みは禁止します。
第35条 不正、共謀、ゲーム保全
- 不正、共謀、ダンピング、ソフトプレイ、シグナリング、ハンド共有、カードまたはチップの隠匿・持出、マーキング、デバイス利用、外部者との相談、その他ゲームの公正性を害する行為は禁止します。
- 不正またはその疑いがあるとき、JOPTはハンド停止、チップ保全、映像確認、端末確認の要請、関係者への聞き取り、入場制限、失格、成績取消、プライズ取消その他必要な措置を行うことがあります。
- 端末確認その他の調査協力を拒否したとき、JOPTは拒否の事実を考慮して決定または処分を行うことがあります。
- 善意で申告した者への報復は禁止し、重大な違反として扱います。
第36条 ペナルティ
- ペナルティは、警告、1ハンドまたは複数ハンドのデッド、1ラウンドまたは複数ラウンドのデッド、チップの没収、失格、一定期間のエントリー拒否、無期限エントリー拒否、その他JOPTが必要と判断する措置を含みます。
- ペナルティは、違反の故意性、重大性、反復性、影響範囲、悪質性、過去の処分歴、調査協力の有無を総合的に考慮して決定します。
- 軽微な違反については、直ちに重いペナルティを科すのではなく、警告または是正指示を優先することがあります。警告または是正指示に従わないとき、または同種の違反を繰り返すときは、より重いペナルティの対象となることがあります。
- 重大な違反については、初回であっても高位の処分を科すことがあります。
- ペナルティは、テーブル移動、日跨ぎ、休憩、別のトーナメントその他の事情によって当然には消滅しません。
- ペナルティ中のプレイヤーにも、ブラインドおよびアンティは通常どおり徴収されます。
- 違反行為によって本来得るべきでないチップを得たと認められるとき、JOPTは当該チップを没収し、またはトーナメントから除外することがあります。この措置は、次項のチップ没収ペナルティとは別に行うことができます。
- チップ没収のペナルティを科すときは、違反の内容、状況、影響、故意性その他の事情を考慮してフロアが没収額を決定します。
- 失格となったプレイヤーのチップは没収され、トーナメントから除外されます。
プライズ、入賞、受領
第37条 プライズ構成
- プライズは、トロフィー、選手契約、出場または招待権、スポンサー提供品、ランキングポイント、称号、その他JOPTが定める特典を含みます。
- 事前に公表されたプライズ内容は予定であり、参加人数、スポンサー事情、法令、会場事情、不可抗力、または運営上の必要により変更されることがあります。
- プライズの金銭換算、譲渡、売買、担保設定、分割、代理受領は、JOPTが明示的に認めるときを除き禁止します。
- 成績またはプライズの処理に必要なとき、JOPTは本人確認、登録情報、支払記録、チップ量、バウンティ獲得記録その他必要な事項を確認することがあります。プレイヤーが所定の期限までに必要な確認または手続きに応じないとき、プライズの交付を保留することがあります。
第38条 プライズディール
- プライズディールは、プライズが確定した後のファイナルテーブルに限り認めることがあります。また、プライズディールの可否、対象、計算方法、成立条件、記録方法は、JOPTが指定します。JOPTが承認していないプレイヤー間の私的取引、譲渡、売買、または強要は禁止です。
- プライズディールは、原則として1位のプライズの10%相当を各位から均等に引いた上で、残ったプライズをICMにより算定します。1位のプライズの10%相当額は、優勝したプレイヤーに与え、これをディールすることは認めません。
- プライズディールは、対象プレイヤー全員の同意を成立条件とします。また、ディール成立後に新たなディールを行うことはできません。プライズディールが行われた後は、トーナメントは原則として通常どおり継続します。
第39条 順位
- 実際の進行結果やJOPTの判断に基づき公式順位を決定します。
- プレイヤーが不在のままチップがなくなったときは、その順位は空位とし、入賞者なしとします。後続のプレイヤーの順位は繰り上げず、その順位のプライズも他のプレイヤーに振り替えません。
- ただし、事前の離席申告などにより本人確認できるときは、チップがなくなった時点で不在でも、その順位で入賞を認めます。トーナメント2日目以降、不在のまま入賞順位でチップがなくなったプレイヤーにも、同じ条件を適用します。
- チーム形式のトーナメントでは、メンバーの1人が他のメンバーの情報をフロアへ申告できます。チップがなくなった時点でチーム全員が不在のときは、前2項に従って入賞の可否を判断します。
- ランキングポイント、称号、招待権その他順位に連動する権利は、JOPTが確定した公式順位に基づき付与します。
- 入賞確定後、プレイヤーがプレイを継続する意思がないことを表明したとき、またはプレイを継続する意思がないとフロアが判断したとき、当該プレイヤーのチップはゲームから取り除きます。このとき、当該プレイヤーはチップが取り除かれた時点でトーナメントを終了したものとして扱います。ただし、離席やトーナメント2日目以降の不参加のみを理由に、プレイを継続する意思がないと判断してチップを取り除くことはありません。
- 前項によりチップをゲームから取り除いたとき、そのプレイヤーの順位およびプライズは、チップを取り除いた時点のトーナメント状況に基づき、JOPTが決定します。
第40条 プライズ受領
- プライズは、原則として入賞者本人のみが受領できます。
- JOPTは、本人確認、資格確認、税務、法令遵守、スポンサー条件、渡航条件その他必要な確認を求めることがあります。
- 必要な確認、署名、情報提供、または手続きに応じないとき、JOPTはプライズの交付を保留、取消、または失効させることがあります。
- 所定期限内にプライズを受領しないとき、当該プライズは失効します。期限および受領方法は、個別特則、公式案内、またはJOPTの指定に従います。
- 本人以外による受領、虚偽情報による受領、資格を偽った受領が判明したとき、当該順位を認定せず、プライズの受領を認めません。
- 出場権、招待権、旅行、宿泊、スポンサー賞品、外部イベント参加権その他第三者が関与するプライズについては、当該イベント、施設、国、地域、スポンサー、提供会社が定める資格、年齢、本人確認、渡航、ビザ、期限、利用条件、同意書、免責書類、広報協力その他の条件を満たす必要があります。
- JOPTまたはプライズ提供者が指定する同意書、免責書、参加申込書、渡航関連書類、税務関連書類、広報協力書類その他必要書類を期限内に提出しないとき、JOPTはプライズの交付を保留、取消、または失効させることがあります。
第41条 税務、法令、資格喪失
- プライズ受領者は、税務、出入国、渡航、参加資格、スポンサー条件、その他法令上または契約上必要な手続きに協力しなければなりません。
- 失格、資格喪失、虚偽申告、不正、受領条件不充足が判明したとき、JOPTはプライズ、成績、称号、ポイントその他の権利を取り消すことがあります。取消済みプライズは再分配しません。
- プライズ受領に伴う税金、手数料、渡航費、宿泊費、交通費、保険料、通信費、ビザ取得費、その他明示されていない費用は、JOPTが別途認めるときを除き、受領者の負担とします。
第42条 失格・重大処分の取扱い
- トーナメント終了後であっても、不正その他の失格に相当する行為が判明した場合、JOPTは当該プレイヤーを失格とすることがあります。
- 失格者は、JOPTの決定がない限り、当該トーナメントに関するプライズ、成績、称号、ランキングポイントその他一切の権利を失います。
- 失格その他重大処分は、記録に保存され、以後のイベントにおける登録審査、入場審査、処分判断に利用されることがあります。
中断、メディア、改定
第43条 不可抗力、中断、再開不能
- 天災、停電、通信障害、感染症、政府または自治体の要請、施設事故、交通障害、機材故障、セキュリティ上の懸念、その他不可抗力または運営上やむを得ない事情が発生したとき、トーナメントディレクターは、トーナメントの一時中断、延期、短縮、再開、会場変更、ストラクチャー変更、終了条件変更、または中止を決定することがあります。
- トーナメントを再開するときは、原則として中断時点の状態から再開します。ただし、状態を完全に復元することが困難なとき、トーナメントディレクターは、映像、トーナメント管理システムの記録、ブラインドタイマー、スタッフの記録または証言、プレイヤーの申告その他合理的な資料に基づき、公平性および実務可能性を考慮して状態を復元または調整します。
- トーナメントの再開が可能であるとJOPTが判断したとき、再開日時、会場、再開方法、参加手続きその他必要な事項は、公式アナウンスにより告知します。
- トーナメントの再開が困難または不適切であるとJOPTが判断したとき、当該トーナメントを中止し、次の各項目に従って参加費、成績、プライズその他の取扱いを決定します。返金を行う場合、その対象は中止時点で当該トーナメントに残存しているプレイヤーに限ります。ただし、決済手数料、振込手数料その他返金対象外として事前に明示された費用は、返金額から控除することがあります。
- トーナメント開始後から入賞順位が確定する前までに中止したときは、その時点でプレイ中のエントリーに係る参加費を返金します。既に敗退したエントリー、放棄されたエントリーその他トーナメントから除外されたエントリーに係る参加費は返金しません。このとき、原則として成績は決定せず、プライズは交付しません。
- 一部の入賞順位が確定した後に中止したときは、既に確定した順位を原則として維持します。残存プレイヤーについては同着として順位を決定し、プライズはICM方式または均等配分方式などJOPTが合理的と判断する方式により決定します。
- バウンティイベントでは、中止時点までに正式に獲得が確定したバウンティのみを成績またはプライズに反映します。未確定のバウンティ、残存プレイヤーが保有するバウンティその他中止後に獲得する可能性があったバウンティは、入賞順位が確定する前に中止したときは無効とし、当該トーナメントの参加費を返金します。入賞順位が確定した後に中止したときは、プライズに充当します。
- トロフィー、スポンサー提供品、招待権、出場権、称号その他分割または代替が困難なプライズは、原則として交付しません。
- 複数のフライトまたは複数日にわたるトーナメントの一部のみを中断または中止したとき、JOPTは、当該フライトの延期、代替フライトの設定、別フライトへの振替、チップの引継ぎ、参加費の返金その他合理的な措置を行うことがあります。これにより他のフライトまたは後続日程を継続できるとき、トーナメント全体を当然に中止するものではありません。
- 中断、中止、延期、会場変更などの措置に伴ってプレイヤーに発生した交通費、宿泊費、通信費、機会損失その他の費用または損害について、JOPTは、法令上責任を負うときを除き、補償しません。
第44条 メディア、肖像、氏名表示
- ファイナルテーブル進出時、入賞時、表彰時などの大会参加中は、JOPTがイベントの演出、記録または広報のために必要と判断する写真撮影には協力しなければなりません。
- 配信テーブルでは、ホールカードカメラ、マイク、インタビュー、演出、着席位置、表示名その他配信運営に協力しなければなりません。
- 配信テーブルまたはフィーチャーテーブルを設けるとき、JOPTは公平性、演出、進行、撮影都合を考慮して対象テーブルまたはプレイヤーを変更することがあります。この変更は、原則として事前に公表されたテーブルブレイク順を当然には変更しません。
- スポンサー冠トーナメントまたはJOPTが指定するトーナメントでは、ニックネームではなく本名、登録名、またはJOPTが認める表示名を使用することがあります。
- ファイナルテーブル進出時、入賞時、表彰時、またはスポンサー関連の広報において、本名または登録名が掲載されることがあります。
第45条 記録、調査
- 不正、紛争、事故、処分、プライズ、本人確認に関する記録は、運営上必要な期間保存することがあります。
- 映像、音声、ログ、登録情報、スタッフ記録は、決定、調査、処分、再発防止のために利用することがあります。
- 個人情報を含む記録の取扱いは、JOPTのプライバシーポリシーに従います。
第46条 改定、告知、発効
- JOPTは、本ルールを予告なく改定、追加、削除することがあります。
- 改定は、公式アナウンスにより告知した時点から効力を生じます。
- 改定前に開始されたトーナメントについても、公正性、安全性、法令遵守、運営上の必要があるとき、トーナメントディレクターは改定後の規定または特別決定を適用することがあります。
