
JOPTは、優先すべきハウスルールを設けていて、そのほかについては、Poker TDA Ruleで補足します。また、プレイヤーの責務と禁止事項については次の通りです。公正で円滑なポーカートーナメントとするために、プレイヤーもルールを正しく把握しましょう。
プレイヤーの責務 / Player Responsibilities
プレイヤーは、自身と他のプレイヤーを保護するため、トーナメントでは次の責務を果たしましょう。
- 正しい席に座ってプレイし、テーブルの移動は速やかに。
- チップを正しく積み、ミスがあるときは口頭で指摘すること。
- プレイ中のハンドを守り、カードを隠さず見えるように。
- アクションを追って順番を守り、正しい言語とジェスチャーを使うなど、自身の意図を明確に。
- アクションを起こす権利を守り、正当なときにはクロックを要求する。
- 他人と相談せず(ワンプレイヤーワンハンド)、ショーダウンでは全てのカードを正しく開く。
- ルールや適切なエチケットを知り守るなど、トーナメントの秩序維持に貢献する。
公式言語 / Offical language
ハンドプレイ中は、日本語または英語で会話してください。それ以外の言語での会話は、公正への影響が懸念されるため、ペナルティーとなることがあります。
禁止事項 / Prohibited Matters
公平な競技に影響を及ぼす可能性があるため、次の行為は禁止されています。フロアの判断により、失格などのペナルティーが課されることがあります。
- 共謀行為(チップダンピングや通信機器などによる情報共有など)
- 不正行為(アングルシューティングやReal-Time Assistance(RTA)などの使用、カードへのマーキングなど)
- ゲーム中にハンドを見せたり、伝えたりする行為
- ソフトプレイ(手加減など)やアドバイスを受ける行為
- 円滑なゲーム進行を阻害する行為(アクションの遅延行為など)
- 順番に沿わないアクション(OOT)
- プレイヤーの責務違反となる行為
- エチケット違反となる行為(禁止された場所での喫煙や電子タバコの利用、大声での会話や過度な私語など)
ハウスルール / House Rule
次のハウルスールは、Poker TDA Ruleより優先されます。Update at Sep 20, 2021.
1. フロア
フロアは、トーナメントディレクターとフロアパーソンのことで、トーナメントディレクターはフロアパーソンの決定を取り消す権利がある。
2. 公式言語
公式言語は日本語と英語とする。
3. 特別な制限
ライブ配信を行なっているテーブルでは、通信機器のほか、イヤフォンやヘッドホンの使用を禁止する。
4. ショーダウンでのショーカードとキル
ショーダウンしたカードは、ポットが正しく付与されるまでプロテクトすること。オールインしたプレイヤーのハンドがキルされてしまったときは、フロアが呼ばれる。コミュニティーカード5枚を使った役が最も強いのときなど、フロアの判断でハンドを持たないプレイヤーがポットを獲得することがある。
5. 新しいテーブル
新たなテーブルでは、席数の50%以上(フルテーブルは5人、6-maxは3人)のチップが用意されてからハンドを配る。
6.チップ整理
チップ整理のときの端数は、すべて切り上げる。
7.クロック要求
プレイヤーからクロック要求があったときは、フロアが呼ばれる。
8. ハンドフォーハンド
ハンドフォーハンドは、トーナメントクロックは止めない。
9.エチケット違反
喫煙所以外での喫煙や電子タバコの利用、大声での会話、飲酒により他人に迷惑となる行為なども、エチケット違反となる。
10. 3-Cap制
リエントリーは最大3回までとし、4回以上のリエントリーは受けつけない。